
最初に伝えたいこと

ただ、私は言いたい。
無理に生きろとは言わないが、無理に死ぬな。
詳しくはこちらから読んでほしい。
基本情報
今回はヘリウム自殺について考査していきましょう。
日本ではヘリウムは報道規制があると言われております。
事実は別としてそれだけ手軽なのでしょう。


気体で言えば水素の次、2番目に軽くて更に水素のように爆発の心配がないから飛行船にも使われたりもするよ。

今回はヘリウムの毒の話になるんだね!

今回は酸欠の記事になると思ってくれたら良い。


まぁまずはいつもの表を見よう。
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ただ、面倒なのでWikipediaから引用で対応させてもらうね。
ヒトは主に肺胞でガス交換をしている。肺胞の毛細血管から肺胞腔に出てくるガスの酸素濃度は状況によって幅が見られるものの、一般的には約16%程度であり、これが空気中の21%の酸素と濃度勾配に従って交換される。したがって1回でも酸素16%以下の空気を吸うと、肺胞毛細血管中の酸素が逆に肺胞腔へ濃度勾配に従って引っ張り出されてしまう。更には血中酸素が低下すると延髄の呼吸中枢が呼吸反射を起こして反射的に呼吸が起こり、呼吸をすると更に血中酸素が空気中に引っ張られると言う悪循環が起こる。したがって酸素濃度の低い空気は一呼吸するだけでも死に至る事があり大変危険である。また死亡前に救出されても、脳に障害が残る危険性もある。
Wikipediaより引用(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E7%B4%A0%E6%AC%A0%E4%B9%8F%E7%97%87)



さ、考査に入ろう。
この記事は読むのに時間がかかります。
ただ、貴方の人生においては一瞬のことです。
大切なことが書かれておりますので、しっかりと時間をかけてでも読んでくださいね。
想定できるメリット
ノックダウンが可能
ノックダウン=意識が一瞬で昏睡するとの認識で思ってもらえれば大丈夫です。




これとか…

こういう製品には酸素が20%ほど含まれていて吸引しても事故が起こらないようになっているんだ。


でも、冒頭で言ったけど、風船用はどうだろうか…。
入手難易度は低め



風船用のヘリウムガスは濃度がほぼ100%。
アマゾンで売られている証明書付きのものでも95%と高濃度なんだ。




「想定できるメリット」まとめ

昔ほどは少なったみたいだけど…。


ただ、ひと昔前に利用されていたってことは準備不足等のイージーミスさえなければ完遂率は高いって言える。




①1呼吸でノックダウンが望める。
②入手自体は簡単。
③高純度のヘリウムは風船用。ボイステェンジャー用はいくら吸っても死ねない。
④時間がかかっても息苦しさはない。(息苦しさは体内の二酸化炭素濃度に影響される為)


さ、デメリットに行こうか。
想定できるデメリット
出だしは順調なヘリウムガス、どんなデメリットがあるのでしょうか…。
準備が大変





有名なものだとEXIT-BAGだね。





(左上)
place the elasticzed opening of the bag on forehead,aiso covering hair and ears like a shower cap.
おでこの上に袋の伸縮性のある開口部を配置し、シャワーキャップのような髪と耳をカバーしています。
Szueeze out any residual air.
残った空気を取り除きます。
(右上)
Lean back and turn the gas valve partway open to a gentle flow.
体を仰向けにしてガスの流れが穏やかになる様に、バルブの開度を調整する。
Bag gradually fully inflates with pure helium above the head.
袋は頭の上で、ヘリウムガスでパンパンになるまで膨らんできます。
(左下)
Completely exhale air in lungs, hold breath, and then quickly pull the bag down to neck.
完全に、肺の中の空気を吐き出す息を止め、その後、すぐに首に袋を引っ張る。
Fasten strap snugly around the neck and inhale deeply.
ぴったりと首にストラップを固定し、深く吸い込む。
(右下)
Keep gas flowing steadily until tank is empty.
タンクが空になるまで着実に流入するガスを保管してください。
Patient dies in 5-15 minutes.
患者は5~15分で死ぬ。

あれ?結構時間がかかる??

純度の影響もあるね。ただ、意識を失うのは一瞬だよ。




ボンベからチューブを通って袋にヘリウムを送るって図式はこっちの方がわかりやすいね。


余裕を見て400L×2本。
800L用意しておけば確実だと思うよ。

完遂率を上げるために実験をいっぱいしないといけないよね?

準備が大変ってわかったかな?


EXIT-BAGの中の濃度を確認してから被る。
被ってからもしばらくは空気が入ってきていないか呼吸を止めながら確認。
その後は呼吸を解放って流れだね。


値段を気にするなら生きてたら良いと思うけどね。
失敗時は脳障害リスクがある

機能低下に脳細胞の破壊、植物人間にもなるリスクもある。


どこまでいってもしんどい思いをするのは自殺未遂に共通することだね。
想像以上に死体は美しくない

酸欠状態での死体となるからチアノーゼ反応が出るんだ。


それが全身に所々に出てくる。
だから眠ったような死体とはいかない。


さ、まとめるよ!
「想定できるデメリット」まとめ



①完遂率を上げるためEXET-BAGの作成が大変。また実験も必要。
②費用に関しては1万円~を目安に。
③失敗時は植物人間になるリスクもある。
④全身にチアノーゼ反応が出るので死体は美しくはない。


だから本音で言えばあんまり記事にしたくなかったんだよね…。
ヘリウム自殺(酸欠)について総まとめ



さて、自殺の種類の1種類を学んだ貴方は何を思いましたか?
感想はコメント欄でもイル-ill-のライン公式アカウント、ツイッターアカウントでも結構ですのでぜひ、聞かせてください。


イキル
気(キ)がなくなればイルになる。
イルはどこにでもイル。
イルを知ろうとするとill(害)になる?